第三話 タイの風習を肌で感じて商売を少しずつ広げる

タイの日本料理店

彼は必死に仕事をこなしました。小さい利益を少しずつ積み上げ、お客さんから少しずつ信頼を得ていきました。毎日弁当の発注があったわけではありません。電話が全然ならない日もあります。

そんな日は仕入れた食材が痛まないかが気になります。タイは暑いので食材の劣化が激しく、すぐに使えなくなってしまいます。そんな厳しい環境の中で、日系企業の事務所や近所から定期的に注文が入ります。

第二話 信用していた日本人に詐欺に遭うことほど悲しことはない

認知症によって詐欺にやられる

彼はお客さんの振りをして何度も店を訪れました。タイ人の料理人が二入いましたが、彼がやれば一人でこなせるので、辞めて貰おうと思っていました。さらにメニューは一新して、自分が得意とする料理を提供しようと妄想します。

お客さんへの対応は、タイ人スタッフで十分こなせるので、現状維持を計画しました。彼の中でお店を引き継ぐ青写真がドンドン出来上がっていきました。お店の買い取り価格は650万円でした。

安い価格ではありませんが、一からテナントを借りて内装を施し、従業員を募集して、お客さんを呼び込むことを考えれば、非常にお得でした。何よりもそこそこ繁盛していますので、利益が最初から見込めます。

第一話 バンコクで飲食店出店の夢をかなえるために決断をする日本人

タイで日本料理

ある日本人は関東圏のホテルで料理長を任されていました。忙しい毎日を送っていましたが、いつか自分の店を持ちたいと言う野望がありました。飲食関係で責任ある立場の人は、独立願望が強いと言います。

彼も独立願望が強く、時期を見てテナントなどを探そうと思っていました。日本で店を出すか、バンコクで店を出すかを悩んでいました。バンコクへは年に二回ほど遊びに行っていましたので、バンコクの日本料理のレベルがそれほど高くないのを知っていました。

第九話 タイ人妻の家族を信用したばかりに痛い目に遭うこともある

タイの家族

タイ人がタイでビジネスをする際も、タイ人のビジネスパートナーや信頼できる人を探すのに苦労すると言います。日本人同士であれば、金銭管理などはある程度信頼出来る間柄です。

しかし新興国などではまだまだ貧困層が多いため、目の前にある現金に思わず目が眩んでしまいがちです。ですからタイ人同士であっても家族に金銭管理をさせることがよくあります。

また、家族に仕事を与えることで家族全体の反映や孝行に繋がりますので、一石二鳥の面があります。彼のタイ人妻も姉妹がいましたので、いろいろ仕事を任せたりしました。

第八話 タイ人気質・価値観を学ばずしてビジネスの成功はない

タイ人の性格・気質

タイで夜の商売を成功させるにはホステスのハンドリング、警察や政治家への対応が大事です。我々日本人では難しい対応をタイ人パートナーが切り盛りしてくれれば、それなりの収益を見込めます。   レストランやホテルでもそ ‥‥