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鏡1000枚であぶり焼き鳥、タイ屋台のソーラークッキングが話題

タイ屋台のソーラークッキング

溶接作業用のマスクを着用して調理に臨む、珍しい料理人がタイにいる。首都バンコク(Bangkok)から南に車で約2時間、ペチャブリー(Phetchaburi)県の道路沿いで屋台を営むシラ・スタラット(Sila Sutharat)さん(60)だ。

この屋台の一風変わった名物料理は、太陽光を使って焼いた鶏肉ステーキ。約1000枚の鏡をつなげて作った手製の大きな調理器具で、下味をつけて並べた鶏肉に太陽光を集中させ、熱でじっくり焼いて提供している。

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頭がおかしくなったタイ人と呼ばれてもソーラークッキングを完遂

スタラットさんがこの独創的な調理法を思い付いたのは1997年のことだという。道路を通るバスの車体に反射した太陽光が体に当たると熱いことに着想を得たそうだ。

「私は頭がおかしくなったんだと言う人もいたよ」と、AFPの取材に応じたスタラットさんは語った。インタビュー中、スタラットさんの背後からはジュージューと鶏肉の焼ける音がしていたが、反射光がまぶしくてとても見ていられなかった。

スタラットさんソーラークッキングは、調理の様子を映した動画がインターネット上で評判となり、タイ各地から大勢の客が訪れるようになった。

「おいしいよ。焦げていないし、炭で焼いたときみたいに臭くない。鶏肉そのものの風味が楽しめる」と常連客の一人は話してくれた。

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