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No.7 タイ旅行から帰国した次の日にはタイに行きたくなる

バンコク町並み

五郎さんはトカタと楽しく過ごしながら、いろんなことを妄想していました。そんな中、トカタの電話がなります。トカタは電話が誰からなのかを確かめた後に電話を切りました。

「ともだち、うるさいよ」と苦笑いしながら答えます。友達なら別に話しても良かったのにと五郎さんは思いましたが、二人だけの時間邪魔が入るのを拒んだトカタの配慮を嬉しく思いました。

「あとで電話する、だいじょぶ」と微笑みながら、料理を口に運びます。細い体のトカタですがガンガン食べます。どこに入るのか思えるほど食べますので、五郎さんは微笑ましく思いました。

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タイやタイ女性に嵌まると日本にいるのが辛くなる

「今夜もお店に来る?」とトカタが吾郎さんに尋ねます。「おとさん次第でいいよ」と付け加えます。お店に出なければペナルティを払わなければなりません。これは夜の街に勤めるタイ女性のルールです。

ペナルティは彼女の一週間に相当する額です。週末に向けて4日間のみ、怠け者に出勤を強いるシステムのようですが、休みを取らせるなら、それだけの罰金をカバーしてあげなくてはいけません。

「あと、3日間、トカタと一緒にいよう」と迷うこと無く五郎さんは言いました。「ほんと?浮気しないね」「そうだよ、トカタだけだよ」と高齢者に近い日本人男性と若いタイ女性が会話をします。

トカタは可愛くて、滑稽で、何度話しても飽きません。今回の滞在で、いろんな店をフラフラする予定で持ってきたお金の全てをトカタに渡すことにした吾郎さんです。

トカタととても楽しい日々を過ごした五郎さんは、後ろ髪を引かれながら日本へ帰国しました。仕事に復帰したものの、まだタイに居るような気分でした。寝ても覚めてもトカタのことが頭から離れません。

あるときは、「おとさん」と呼ぶ声が聞こえて、はっと振り向くと、会社の机で居眠りしているしている最中でした。

タイ・バンコク

夜は夜で一人で寝ようとしてもトカタとのことを思い出して、全然眠ることが出来ません。布団の中でいい年をしたオジサンがゴロゴロしながらトカタを思い出します。

気もそぞろとはこの事で、早々と過ぎた日々に比して、何とゆるゆるとしか月日は経たないものかと恨めしくて仕方ありませんでした。

3日と間を開けずにトカタに電話して、「トカタ~元気!」と声をかけて、トカタの声を聞かずには入られません。しかし、トカタの声を聴くだけでは到底満足できるはずがありません。

「浮気はだめね、早くタイに戻ってきて」とせがむように五郎さんに話します。「わかったよ、できるだけ早く帰るからね」「早くしないとトカタ浮気しちゃうよ」と脅すようにいうので、五郎さんは気がきではありませんでした。

浮気をしないで済ますにはお金が必要です。トカタは夜の街に勤めるタイ女性です。お金がある男性がトカタを独り占めできるのです。

五郎さんは我慢できなくなってしまい、帰国して間もなくすると「送金先を教えなさい」とトカタに告げました。

「おとさん、大好きです。ありがとね。トカタはおとさんだけね」と歌うように言葉を重ねました。ちょうど夏のボーナスが出た直後でしたし、月々の彼女の生活費を支えるぐらいでしたら出費はなんてことありません。

トカタにお金を送金するようになってから、いくらか心が落ち着いて、少なくともトカタが、他のお客さんと出かける場面の夢を見ずに済むようになりました。

お金の力は心の安静まで保障してくれるものかと、保険会社の社員らしくつぶやいたものです。しかし、すでに最後の年に差し掛かってる五郎さんの仕事は、予算管理や契約のチェックなど、窓際での管理職的なものしかありませんでした。

バリバリの現役の頃は、損害保険のエキスパートとして特急の上の資格まで持っていて、指導員として代理店を統括し、その完璧な商品知識で持って社の売り上げを伸ばし、損保の吾郎と名を轟かせました。

商売発展のコツは、一般に行われているけち臭い支払い方ではなく、お客の身になって支払うことを心得て、支店長時代は損害額の見積もりに上乗せするぐらいでしたから、勢い評判も良くなり、営業マンの新規開拓にも役立って、その都度本社の不機嫌とは裏腹の立派な成績を収めました。

続く

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