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No.3 タイがロングステイして欲しいのは富裕層であり貧困層ではない

タイ・チェンマイ

いろんな経験をしているYさんがタイのタニヤで用心棒として働き口を得ました。暫くはバンコクで働き、その後はチェンマイに引っ越しました。チェンマイに引っ越しをして暫くすると、体の変調を感じました。

年齢的な衰えはもちろん、糖尿病が悪化して、更に足腰が弱ってきました。毎朝の散歩も最近はサボるようになってしまい、部屋から外へ出るのが面倒なほどです。

彼は部屋に友人が来るとウィスキーを勧めますが、自分は糖尿病なので決して口にしません。タイのチェンマイで糖尿病が悪化して身動きが取れなくなると、どうしようもなくなるからです。

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タイヤフィリピンなどの物価が安い国に日本の貧困層が押し寄せる

彼は見る見る間に老人へと化していきました。昼間から夕方はナンパの時間だったYさんですが、ナンパにはでかけません。出かけようという気力が失せてしまい、部屋にこもりがちです。

毎日NHKを見ながら部屋で過ごしています。タイのチェンマイという物価が安く、タイ女性と知りあえて極楽な地域であっても、やはり体が資本です。

体が弱ってしまうと、ナンパどころか外に出ることさえ厳しくなってしまいます。そんな状況の中、Yさんを困惑させる出来事が起こります。タイ政府によるビザ無しで長期滞在する外国人を、タイ国外へ締め出す政策です。

こういった政策は定期的にタイ政府から発表され、その都度、ジワジワと規制が強化されてしまいます。

タイの退職者ビザの制度では、50才以上の外国人の場合、80万バーツの定期預金と犯罪歴が無いことを証明できれば、1年間の滞在が許され、更新が可能です。

マレーシアの退職者ビザを取得するには下記のような厳しい条件があります。

  • 月1万リンギ(約28万円)以上の収入。退職者の場合は公的年金収入
  • 35万リンギ(約1000万円)以上の資産証明(預金・株券・不動産など)
  • 15万リンギ(約420万円)以上の現地定期預金

マレーシアに比べてタイはかなり緩い条件で、退職者ビザを取得できます。日本の高齢者にとって80万バーツの預金など、殆どが持っているかと思いきや、そうではない人が沢山います。

タイに日本の老人が押し寄せるようになったのは、2000年代に入ってからだと思います。2,000年代といえばバブルが崩壊して、強烈なリストラが吹き荒れる不景気真っ盛りの時代でしょうか。

その時代に退職して貧困に陥った人や、バブルの頃に財産を失い、年金だけで暮らさないと生きていけない人達がタイにやってきたのでしょう。

老後・貧困・タイの老後

各国に言えることですが、退職者ビザを発行して外国人退職者を誘致する目的は、自国への経済効果を狙っているからです。経済効果を波及させることが出来る人間をタイは欲しがっています。

一定額の預金証明を提出させるのは、貧困層ではなく、少なくとも中間層以上の日本人や外国人にタイに来て欲しいのです。

しかし、現実にはタイやフィリピンなどの日本と比較して物価が安い国には、母国でも生活に困るような層が住み着くケースが多分にあります。これはタイ政府の思惑とは大きくハズレます。

タイ政府の観光庁が出資し、日本などの先進国からの退職者誘致を主導している「タイロングステイマネージメント社」という企業がバンコクにあります。

このタイロングステイマネージメント社はこんなふうに話します。「日本人の年金生活者はタイにとって最大のターゲットです。アメリやか欧州も経済大国ですが、やはり日本です」

先進国で見込まれる退職者数は、団塊の世代が多いのと経済力は他国を圧倒しているそうです。その団塊の世代を取り込むために、当時のタイは必死に日本の団塊の世代にアプローチしていました。

続く

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