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第十二話 寂しい老後を日本で過ごすなら暖かいタイの老後がいい

国民年金・貧困

日本の高度成長期、バブル期、バブル崩壊後に、多くの団地や大きな賃貸マンションが建設されました。団地と一言で言っても民間並みの家賃のUR都市機構の賃貸もありますし、格安な団地もあります。

民間の家賃とそれほど変わらない団地に住む高齢者は、比較的生活が安定している層です。こういった団地と比較して、月額数千円の団地に暮らす高齢者層もいます。

この家賃帯で生活する層は生活保護を受給している、経済的に厳しい高齢者が多く住んでいます。

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寂しさに耐えかねてアルコール依存症に陥る老人たち

バンコクの一等地のコンドミニアムに暮らす高齢な日本人もいれば、バンコク郊外の激安アパートに住む高齢日本人のように、日本にもバンコクにも格差があります。

格安の団地で生活する人を支えるのは高齢者あんしんセンターです。東京都のある格安団地に住む高齢者の人数は7,000人ですが、あんしんセンターの職員はたったの6人です。

一人で1,000人以上の高齢者に対応していることになります。あんしんセンターにかかってくる電話は1日で100件を超え、電話が鳴り止まない時がありません。職員は次から次へと押し寄せる高齢者たちに疲弊しています。

海外で年金生活をしながら暮らす高齢者と、格安な団地で暮らす高齢者を比較するのは難しいです。雰囲気的にはタイで暮らす高齢者たちのほうが、安心して暮らせている感じがします。

あんしんセンターに相談へやってくる高齢者から受ける感じは、多くの高齢者が抱える孤独による寂しさです。

大した用事もないのにあんしんセンターにやってきて、話をする高齢者もいます。独居の高齢者達は話す相手がいませんので寂しいのです。

老後・貧困・タイの老後

タイで老後を過ごす場合、基本的にはタイ人ヘルパーや周りにも日本人高齢者が多く住んでいます。タイに住むと日本では付き合いをしなかった日本人同士が、妙に結束が固くなり寂しくないそうです。

日本で暮らす高齢者たちから聞こえる声はいつも「寂しい」です。テレビからもネットからも、雑誌からも「老後は寂しい」というワードが目につきます。

私は老後まで数十年ありますが、私の年齢で私ほど老後を気にしている人を見かけることはありません。殆どの現役世代は老後に対して、それほど危機感を持っていません。

資金不足、ヘルパー不足、施設不足、孤独との戦いなど、日本での老後は相当厳しい環境が待ち構えています。

大きな団地の50%以上が65歳の高齢者たちの場合、あらゆる問題を抱えています。そんな団地のあんしんセンターの人はこんなふうに話します。

「団地には問題が山積みです。社会の問題が団地に凝縮されているように感じますよ。貧困や孤立死は日常茶飯事です。介護疲れの虐待、アルコール依存症も頻発しています」

格安の団地で暮らす人の多くは、国民年金の受給者です。自営業者は現役世代の時に稼いでいますが、国民年金以外の準備をしていません。

足腰が弱くなり働けなくなると、国民年金しか受給できないので、不足分を生活保護に頼らざるをえないのです。

続く

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