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第十話 中間層以下の日本人は日本で老後を過ごせなくなる

独居老人

自分の両親以外で、独居で暮らす日本の高齢者の部屋を訪れたことがあるでしょうか。人によりますが独居老人の部屋は、おもわず目を背けるほどの汚部屋になっている場合が多々あります。

地域包括支援センターの方が独居老人の部屋を訪れる目的として、孤独死を防ぐことがあります。もう一つの目的としてゴミ屋敷の家に入っていくことがあります。

足の踏み場がないぐらいの汚部屋なら、まだまだ可愛い方です。自分の腰や肩ぐらいまでゴミが溜まっている部屋も沢山あります。ネズミやゴキブリが走り回っていて、恐ろしいぐらい不潔なのです。

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中間層が10年後、20年後に楽しい老後を迎えるのは不可能に近い

ある高齢の女性が独居で生活していました。女性はスーパーに行くと、惣菜などをその場で勝手に食べてしまうような方でした。年齢はすでに80歳を超えていて痴呆もみられます。

この行動の情報が地域包括支援センターに入り、彼女の部屋を訪れるとゴミ屋敷でした。鼻を突き刺すような匂いが部屋中に充満していて、息をすれば一瞬で吐き気をもよおすほどです。

人として生きれるような部屋ではないのです。そこに80歳を超える老人が一人で暮らしているのです。この状況をなんとか打開しようと、職員たちがゴミを片付けたりしました。

しかし独居で暮らす老人は彼女だけではありません。とんでもない人数の高齢者が一人で暮らしています。その高齢者の人数に対して、ケアする職員の人数は全く足りていません。

ですから汚部屋に暮らす80代の女性を十分にケアできないのです。数日間経過して担当者が彼女の部屋を訪れると、息を引き取っていました。

以前の記事で母親が子供たちの家をたらい回しにされた後、タイで一人暮らしをしている事例を紹介しました。タイで暮らせば、人件費が安いのでケアが行き届きます。

独居老人

ですから汚部屋にもなりませんし、何かあっても比較的短時間で対処されます。しかし日本の現状は上記のように、人材が不足していますので全く対応できません。

世界三位の経済大国で暮らす我々の老後は、お部屋で孤独死を向えかねない状況です。新興国のタイで暮らす老後は、ケアがそれなりに行き届く健全な老後と言える面があります。

もちろん日本の介護士や看護師、医師や行政の方たちは必死に働いてくれています。ケアが行き届いている場合もありますが、老人が多すぎるのと職員や施設が少なすぎてどうにもなりません。

今の状況で孤独死が頻繁に起こる日本ですから、第二次ベビーブームの世代が高齢者になる頃は恐ろしい状態になっているでしょう。

中間層でも上位に位置する人と富裕層以外は、まともな介護を受けるのが難しい状況になるのが目に見えています。今の40才以上の現役世代の年収は確実に減っています。

そして格差がどんどん広がっていますので、更に中年の平均賃金は下がり続けます。その状態で老後を迎えると、日本で暮らしていくことが苦痛以外の何物でないことに気づくでしょう。

あなたが中年世代であれば、今から10年後、20年後の老後に向けて準備が必要です。金銭的な準備はもちろん、日本以外のタイ、インドネシアフィリピンなどの国で暮らす準備も必要です。

タイは素晴らしい国ですがインフレと経済発展により、バンコクでの老後は難しい状況です。タイの地方にいかないと、安価によるケアを受けるのは難しいでしょう。

病院での治療に関してですが、個人的にはタイや東南アジアの医療レベルで十分だと思います。最高の医療機関でお金をかけて治療をして生き延びて、なんの意味があるのでしょうか。

長く生きることが素晴らしいとは到底思えないのです。60歳から70歳の痴呆にならない状態で最期を迎えるほうが、私には健全な最期に思えて仕方ないのです。

「早く最期を迎えたい」と話す独りで暮らす高齢者の言葉を聞いた時、涙が止まりませんでした。自分の引き際を自分で決めれない辛さです。

続く

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