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第八話 タイ人高齢者と日本人高齢者ならタイ人高齢者の方が幸せかもしれない

http://chinbotsu.asia/

介護の現状を知らない人、介護の経験がない人は、自分の親を単身で海外に住まわせることを批判します。「親を捨てた子供」と言われますが、批判していた本人が介護する立場にたてば自分の言ったことが失礼に当たることがわかります。

お金が湯水のごとくある方は、高額な老人ホームなどに親を入居させ、完全介護を提供できます。しかし多くの家庭では自宅で介護をしなければならない現状があります。

この介護によって職を失い、親がその後の亡くなリ仕事に復活しようと思っても、どこも雇ってもらえないのが今の日本です。

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タイ人がもつ大家族主義は日本では二度と浸透しない

介護の辛さ、再就職の難しさを知っている人は、タイに親を単身で住まわせることに深く共感します。全てを話さなくても、そうせざるを得ない環境があったのだろうと予測できるのです。

今後はさらに高齢者の数が増え、子供の数は減りますので高齢者をケアする絶対数が足りません。

そうなれば介護施設や介護士の取り合いになります。お金を持つ人間が介護士や介護施設を利用できて、お金のない人は独居で朽ちていく以外の選択肢がないのです。

地方に行けば限界集落と呼ばれる地域が沢山あります。高齢化が進みすぎて、数年、数十年で村が消滅してしまうのです。日本の首都である東京でも、かなり高齢化が進んでいます。

東京都の北区で25.4%、足立区で24.1%、葛飾区で24%と高齢化が進んでいます。北区都足立区には都営住宅が沢山あり、その一部が高齢化率が極端に進んでいます。

中には5割を超える高齢化の地域もあります。こういった地域に住む高齢者を支えるために、地域包括支援センター(高齢者あんしんセンター)と呼ばれるものがあります。

独居老人・孤独死

歩くことができなくなり、トイレにも行くのが難しい方や、噛むことも出来なくなっている高齢者達が、介護保険を適用して歩行器を借り、ヘルパーさんにお願いする際に必要な手続きを支援してもらいます。

タイではあまり見かけないセンターですが、今の日本では当たり前のように全国の市町村に地域包括支援センターが存在します。

この支援センターで相談員をしている方の話では、やはり毎日寂しい思いをしている高齢者が沢山いるそうです。

配偶者が亡くなって一人で暮らしている方が沢山います。親戚づきあいがなくなり、子供ともそれほど連絡を取れない方たちです。年金がありますので生きてはいけますが、恐ろしく寂しい毎日を送っています。

こういった寂しい思いをしている高齢者に対して、カラオケ大会、御茶会、囲碁、ヨガなどの催し物が定期的に開かれています。

いろいろ試行錯誤をしながら高齢者に対して働きかけますが、なかなか人が集まりません。センターから働きかけても、外に出ようとしない高齢者も沢山いますので、どうしようもないのです。

地域包括支援センターに相談に来る人は、まだまだ可能性がある人です。人と何らかの接点を持とうとしているからです。しかし引きこもってしまっている高齢者たちは、非常に危険な状態です。

団地では毎月のように独居の高齢者が一人で亡くなっています。誰にも見守られずに一人で亡くなる寂しさは、表現しがたいものがあるでしょう。タイに住むタイ人高齢者とは全く異なります。

続く

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