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第二話 日本企業は洪水保険に加入していなかったので巨額損失

タイの洪水

アユタヤと言う世界遺産も洪水に呑み込まれてしまいます。さらにドンムアン空港にまで洪水は押し寄せてきます。あの頃のバンコクは世界中から「陥落する」と言われていました。

そんなニュースが世界中で流れた後、タイ政府は運河を利用して水を東西に分散させる措置を取りました。

この排水作戦が成功し、バンコクが陥落することは無くなりました。バンコクの陥落は無くなりましたが、分散された大量の水の行き先が問題です。首都以外の近隣に水が流れ込みます。

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大企業の判断がいつも正解とは限らない

バンコク周辺地区のミンブリーやトンブリ―などが洪水の被害を受けてしまいます。首都陥落は防げましたが、近隣の地域が犠牲になり、タイ国民同士の軋轢が生じてしまいました。

洪水になっても逃げずに製造を続けた日系企業ですが、洪水に勝てるはずもありません。見事に呑み込まれしまいました。

大きな損害を受けましたが保険に入っていましたので、賄えるだろうと思っていました。しかし、驚愕の事実を日系企業は知ることになります。なんと、保険と言っても洪水保険に入っていなかったのです。

通常、外資が新規で工場を新設する際、洪水、地震、火災などを含めて一括で保障される保険のパッケージに入ります。しかし、この日系企業は初期費用を抑えるために洪水保険に加入していませんでした。

タイでこれほどの大洪水が起こると予想していた人はいません。ですから、洪水保険は必要ないと考え、加入しなかったのです。

タイ航空・タイ洪水

新規に工場を新設した頃の担当者は、数年前日本に帰国し、さらに別の会社に転職しています。ですから、タイの工場の保険関係に詳しい人間がいませんでした。

保険金が入らないため、この日系企業は強烈な損金を計上することになりました。大手企業と言われるような会社でも、こんな不手際を起こしてしまうのです。

大きな損害を出してしまうことで、倒産したり買収されることは日常茶飯事です。シャープ、ソニー、パナソニック、東芝という巨大企業が、どれほどの人間をリストラしたでしょうか。

今後も収益が下がれば、どんな企業でも一瞬でリストラします。リストラされた中高年は路頭に迷い、日本で困窮したり、タイで困窮します。

そして詐欺や窃盗、暴力などを起こしてお金を得ざるを得ない状況に追い込まれるのです。大きな災害があった後は、必ず、貧困層が生まれます。貧困層が生まれると必ず治安が悪化します。くれぐれも気を付けましょう。

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