スポンサードリンク

第一話 タイの大洪水の時でも逃げずに製造を続けた日系企業

タイの大洪水

2011年はタイで大洪水が起きた都市です。沢山の日系企業の工場が水害に遭い、生産が止まりました。このタイにある日系企業がストップしたことで、世界中のパソコン市場に影響を与えました。

この洪水で被害を受けたアユタヤの近郊から、バンコクの南東部にあるレムチャバン周辺に工場を移す日系企業が増えました。

この日系企業の進出により、地方都市であるシーラムチャがバブル景気のように経済が沸騰しました。災害によって被害は出ますが、復興や新規移転という新しい投資が生まれます。

icon-arrow1-o-sいつもクリックありがとうございます。
にほんブログ村 海外生活ブログへ 
人気ブログランキングへ

スポンサードリンク

自然を甘く見た日系企業と下請けは死なばもろとも

タイの洪水時には、次々とやってくる水に対して工場を守るために、日本人とタイ人が必死に対策をしました。その対策の中には、沢山の泣けるエピソードや、笑えない話があります。

ある日系企業は、アユタヤ近郊の工業団地に工場を構えていました。2011年の8月ごろから、タイの東北部で洪水が発生しました。

そして地方都市が次々と浸水してしまいましたが、タイに暮らす日本人たちは悠長に構えていました。9月に入って濁流がジワジワと南下し、10月に入ると「50年に一度の大洪水」と叫ばれるようになりました。

日系企業を含む沢山の企業や工場が土嚢を積んだり、水路を作ったりと対策を始めました。次々と被害に遭い、操業停止に追い込まれる工場が増えてきます。

いろんな工場が諦めたり、操業を停止していましたが、停止したくても出来ない会社がありました。

洪水が迫っている時期に、社運を賭けた新しい製品を生産し始めたばかりでした。洪水はジワジワと南下し、アユタヤの周りを囲む様に水の壁が出来上がっていました。

タイの大洪水

この頃になりますと、沢山の報道陣が世界中から押し寄せます。世界中でタイの大洪水が報道され、被害がタイ中に広がっていきます。

この状況でもある日系企業は操業を停止しません。この日系企業が操業を停止しないので、サプライヤー企業も停止できません。元請に従わない下請けは存在しません。

元請に従う判断をしたサプライヤーも操業を停止せずに、製造を続けました。いざとなれば保険で何とかなるだろうと高を括っていたし、元請からも楽観的に言われていました。

日本に避難する日本人が増えてきていたにもかかわらず、ある日系企業とサプライヤーは製造を止めませんでした。

しばらくすると工場は大洪水に飲み込まれます。どれだけ土嚢を積んだところで、巨大な洪水に勝てるはずもありません。次々と工場は浸水してしまい、アユタヤの世界遺産も洪水に飲み込まれました。

続く

 

スポンサードリンク



クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

コメントは受け付けていません。

更新情報