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第一話 タイでは袖の下を渡す際に自分の分も着服するのが当たり前

タイでの賄賂・袖の下

日本であまり馴染まないのが袖の下です。民間同士、民間と公的機関、公的機関と政治家など、袖の下は日常茶飯事にありますが、表に出てくることは少ないのが特徴です。

また、日本国内で袖の下を授受する場合は、ある程度役職が上の幹部クラス同士で行う場合が多く、一般の人には特に馴染みません。しかし、タイを初めとする東南アジアでは、袖の下が当たり前です。

以前ほどきつい要求をしなくなったタイの公的機関ですが、今でも袖の下は山ほどあります。タイでは労働者が不足していますので、タイの隣国から労働力を確保すべく企業は動いています。

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一般の日本人には馴染まない袖の下を理解する

タイの出入国管理局は、外国人労働者の手続きや管理をしなくてはなりません。しかし、タイの公的機関も慢性的な人手不足で、小さな会社の外国人雇用ビザの手続きにまで手が回っていません。

タイ人と日本人スタッフ合わせて15人ほどの日系企業がバンコクにあります。この日系企業は、日本人スタッフの雇用の手続きが必要でした。

雇用ビザが必要ですが、本来であればビザ取得を代行する業者に依頼するのが一般的です。しかし、いかんせん価格が高いのです。弱小な企業では、この雇用ビザの料金も頭が痛いのです。

ビザ取得業者もいろんなタイプがいて、誠実に対応する業者もいれば、催促しなければ何もしないような業者もいます。下手すればお金だけ取られてビザが下りないなんてこともあるぐらいです。

こういったことからビザ取得代行業者に不信感を持っていました。そんな時にタイ人スタッフが日本人の責任者に耳打ちします。

『私の知り合いが入管の担当者と知り合いです。ですから紹介して貰ってコネを作り、雇用ビザを安く取得できるように掛け合ってみます』と、嬉しい提案をしてくれました。

『入管の担当者を接待しますので、経費を少し頂けると助かります…』

タイでの賄賂・袖の下

営業職であれば顧客と食事をしたり、飲みに行って接待することも多々あります。この経費の中にビザ関係にかかる経費も入れ込むことにしました。接待は回数やグレードなどにも配慮が必要なので、その点はタイ人スタッフに任せ、出ていく経費をグッと我慢します。

何回か接待してタイ人スタッフが『もう少しでこちらの要望を飲んでくれます。もう少し追加の経費をお願いします』と日本人責任者に依頼します。

飲食の接待とは別に袖の下を渡すので、その資金を段取りしてほしいとの意味です。日本人からすれば公的機関の人間に、なぜ袖の下など渡さなければならないんだと思うはずです。

しかし、ここはタイです。賄賂満載の国です。逆に袖の下が無ければ何も進まない場合も多々あります。すでに接待を何回かしていますし、別のタイ人スタッフからも袖の下を段取りする方が得策だと言われました。

タイ人スタッフが提示してきた袖の下は、日本円で5万円でした。最終的には接待費と合計しても、ビザ取得業者に依頼するよりも安く済みそうです。

ただ、袖の下ですので、当然領収書が出ません。5万円と言えば、日本人からすると小さな金額ですが、タイ人からすれば月給以上の金額です。この5万円が全額袖の下になるかは不明なのです。

ここを深く突っ込み過ぎると、タイ人スタッフとの関係がこじれてしまい、今までの接待が無駄になります。しかし、あまり袖の下でタイ人スタッフが潤うのもしゃくにさわる日本人責任者でした。

続く

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