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第六話 タイで暮らす日本人の一部に日本に帰国できない訳アリがいる

タイの困窮邦人

日本で貧乏ながらも生活してきた人が、タイでタイ人と同レベルの生活をするのには抵抗があります。特にタイの地方に住むタイ人と同レベルの生活となると、日本の生活保護よりも遥かに厳しい生活です。

日本の格差は小泉政権以降、極端に広がり、派遣社員やパートアルバイトが増えています。こういった人の多くは国民年金を納めていません。

収めていたとしても満額支給で8万円ほどですから、生活していけるレベルではありません。補てんとして生活保護から数万円を受け取っているのが、日本の老人たちの現状です。

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タイでは素性を明かすと狙われることが多々ある

こういった生活水準の中高年の日本人が、タイには沢山住んでいます。彼らは常にお金がない状況で、常に獲物を探していると言っても過言ではありません。

そういった厳しいタイでの暮らしの中、目の前に大金を持った日本の高齢者が無防備な状態で現れれば、邪心が生まれてしまうのもやむを得ないのかも知れません。

生まれた時代、生まれた環境、職場などが悪く、辛酸をなめ続ける人は沢山います。食べたいものが食べれない、病院にも行けない、いつも金に困り続けると心は確実に病んでいきます。

隣ではのうのうと年金と貯金で暮らし、若いタイ女性をはべらせて老後を楽しんでいる老人から金をだまし取っても、罰は当たらないと思ってしまうものです。

「自分だけが不幸だ」と思い込んでしまう状態が続いていますので、罪に対しての道徳観が欠けてしまいます。相場を知らない高齢日本人に不動産を高めに売れば、タイで汗水たらして働いた年収の何倍もの大金が手に入ります。

この美味しさを一度味わうとやめられないのです。

タイの困窮邦人

伊勢丹やそごうなど日本のデパートが並び、日本人ロングステイヤーにとって銀座のような街になったチットロム。ここから1キロほど離れた地域にマンション群が立ち並んでいます。

家賃が1万円台の部屋が沢山あり、NHKも視聴可能だったりします。この一角が困窮邦人や日陰者が暮らす日本人のたまり場となっています。バンコクでは知る人ぞ知る怪しいマンション群です。

この界隈は沢山の日本人が住んでいます。タイで起業することを目指して勉強している若者や、タイが好きで現地企業で働きながら暮らす真面目な人もいます。

ミャンマーで殺されたジャーナリストの長井さんも、この地域のマンションに部屋を借りていました。現実には駐在員や優雅な年金生活者を除いた、雑多な日本人が暮らす貧困地域です。

この界隈には何軒かの日本食堂があります。バンコクの中心地で食べれば、一品400円ほどする日本食が、ここでは200円ほどで食べることが出来ます。

店に入ってくると漫画本を取り出して、続きを読み始める人が結構います。短パン姿で入ってきて、メニューも見ずに注文する人もいます。この手慣れた雰囲気から、近所に住む日本人だなとわかります。

また、日本食堂にやって来る年齢は30代~70代とバラバラです。そのうちの一人で50代のロングステイヤーは話します。

「この界隈には沢山の怪しい日本人高齢者が住んでいますね。長くタイで暮らしていると、どうしても日本が恋しくなります。でも、絶対に日本に帰らない人がかなりいますよ。

飛行機代がもったいないと言うこともありますが、そういう人は十中八九日本に帰れない事情があるんです」

続く

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