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第ⅶ話 タイの政策が変わるたびにノービザの日本人は怯える

ノービザ

タイの治安はそれほど悪くありませんが、政情不安は数年、数十年前から続いていました。日本の高齢者が大挙してバンコクやチェンマイに訪れていた頃、タクシンが政権を失いました。

するとタイ政府は突然、ビザ政策の厳格化を決定します。政策が変わる以前、ビザが無い日本人は、隣国のミャンマーなどへ頻繁に出国して長期滞在を続けていました。

こうしたやり方が出来なくなってしまったのです。現地に滞在する日本人への風当たりはこれだけではありません。今も進んでいる円安です。

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困窮邦人にとってビザは悩みの種

1年で2割の円安が進むこともありますので、生活費がガッツリと2割減ってしまいます。タイでは厚生年金で生活している人ばかりではありません。

チェンマイに住む人の一部には国民年金だけで生活している人もいます。こういった方々への円安は死活問題に発展しかねません。今の自分の給与から2割減ることを想像しただけでゾッとします。

円安が進み厳しい生活を強いられているFさんは、何とかチェンマイで暮らしていました。ビザが厳しくなり、円安が進んだことで、多くの高齢日本人が日本へ帰国しました。

大方半分は帰国したそうです。元高校教師で、チェンマイにひっそり暮らしていた男性の姿も見えなくなりました。

タイ女性と結婚することを夢見ていたFさんの友達であった男性は、病に倒れてしまい病院に運ばれました。病院に運ばれた時、別れたタイ女性に連絡し世話を頼んだそうです。

タイの観光ビザ

その際に、しっかりと金を取られてしまい、とぼとぼと日本へ帰国しました。そんな友達にFさんは連絡を取っていません。「チェンマイに戻ってきたらまた会える。戻ってこなければそれまでの事だ」

ビザの制度が変わって、多くの高齢日本人が泡を食いましたが、Fさんは堂々としたものです。多くの高齢日本人が帰国したのに、Fさんは以前と変わらずチェンマイに住み着いています。

なぜそんなことが出来るのか、Fさんは技を持っていました。

「観光ビザを取るようにしてるんだよ。タイの領事館の中には、簡単に観光ビザを出してくれるところがあるんだ。領事館員の裁量がモノを言うんだよ。観光ビザの更新さえできれば問題ないから」

観光ビザはタイ国外で取得します。タイの在外公館で、チェンマイから行くのに最も便利なのが、マレーシアのベナンだそうです。しかし、ベナンの領事館は観光ビザの審査が厳しいです。

そこでFさんが使うのが、ミャンマーのビエンチャンにある領事館です。ひとたびビエンチャンで観光ビザを取れば、90日までの滞在が可能になります。これを繰り返して当時は長期滞在をしていたそうです。

続く

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