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第六話 金の無い高齢者をタイは締め出しにかかっている

タイで困窮する日本人

タイの病院に不信感を持っているS夫妻です。日本には皆保険制度という素晴らしい制度が整っています。お金を持っていない人でも、クレジットカードが無くても医療サービスを受けることが出来ます。

しかし、日本以外の国の多くは皆保険制度がなく、個人で保険をかけなければなりません。保険を掛けることが出来ない場合は、全額負担で医療を受けることになります。

全額負担で医療を受けるとなれば、日本なら2,000円の治療費でも10,000円以上払わなければなりません。海外ではこれが当たり前です。

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下位層は海外でも日本でもまともに暮らせなくなってきた

海外でロングステイする際、一番気にしなければいけないのは健康かもしれません。言葉も話せない、お金がないとなれば、医療サービスを受けることはできません。

海外では金のない人間に医療を受ける資格はないのです。S夫妻の医療費はドンドン膨らむため、日本に帰国したいと思っています。しかし、長男のマンションに同居するのは難しいです。

奥さんは「私は一人で生きていけませんから、夫について行くだけです。夫の決断に従います。でも、日本に帰るとギリギリの生活なんですよね…」

ロングステイを日本政府が大々的に押していた時がありました。その時は東南アジア諸国が、日本や欧米の富裕層を取り込みたいと思っていましたので、お互いの思惑が成立しました。

しかし、実際は思ったよりも下位層の日本人や欧米人がやってきました。また、逃げてくるような人も増えましたので、東南アジア諸国の思惑は大きく外れました。

困窮邦人

こういった事情から退職者ビザが厳しくなりつつあります。特に厳しくなりつつあるのはマレーシアです。タイはまだ緩い面がありますが、それでもビザに関しては締め付けつつあります。

タイのリタイアメントビザは下記です。

<申請資格>

50歳以上で、タイ国内に80万バーツ以上の預金が3ヶ月以上ある人。または、月6万5千バーツ以上の年金収入などがある人。あるいは預金と年金の年間収入を合わせて80万バーツ以上ある人が対象。

ご夫婦で申請なさる場合は、夫婦であるという証明ー英文の家族証明ーがあれば夫婦で80万バーツで大丈夫です。就労は認められていません。申請は滞在有効期限日の30日前から受け付けてくれます。

上記の条件ですが、預金額の増加や年金収入などの増加などで、下位層を締め出す可能性は十分にあります。マレーシアのリタイアメントビザは、海底に改定を重ねて下記のようになりました。

50歳以上の条件 (以下項目を全て満たすことが必要)

◆月1万リンギ(約28万円)以上の収入。退職者の場合は公的年金収入
◆35万リンギ(約1000万円)以上の資産証明(預金・株券・不動産など) 
◆15万リンギ(約420万円)以上の現地定期預金

日本国内全体で中間層が減り貧困層が増えています。特に中高年は仕事にあぶれていますし、年金も減りつつあります。日本を脱出して東南アジアで過ごしたいと思う人は、加速度的に増えています。

こういった下位層を食い止めるために、タイ政府は更にビザを厳しくするのは目に見えています。上記の条件を満たすことが出来ない中高年は、日本で厳しい生活をせざるを得ないのです。

続く

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