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第一話 75歳でタイに移住した日本人夫婦

バンコクの街並み

「海外に長期間滞在するなら、現地で楽しめる趣味や好奇心を持った方がいい」と旅行雑誌などには記載されています。しかし、立派な趣味などなくても、無理して好奇心を発揮しなくても、海外での生活を楽しめます。

タイで暮らすS夫妻(78歳・77歳)はタイに移住して3年が経過しました。タイと言えば世界中からバックパッカーを始め、旅行者、ビジネスマン、リタイアした高齢者などがやってきます。

南国ですので、いろんな事がゆっくりしているのは説明するまでもありません。円安とインフレで生活しづらくなりましたが、まだまだタイは日本人に人気があります。

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70代半ばでタイに移住する勇気がありますか?

そんなタイで暮らすS夫妻は独自のポリシーがあります。今やパソコンは生活必需品で、スマホも加わってネットのない生活など考えられません。

しかし、夫婦はスマホはもちろん、パソコンにも一切触れたことがありません。さらにタイ語さえ使うことが無いのです。

「インターネットもタイ語もいらないよ。どうせ付き合いがあるのは、近所に住む日本人だけ。私たちの周りで現地の人と交わっている人は誰もいません。タイ語が出来なくても身振り手振りで買い物は何とかなるしね」

そう話すご主人は、一見頑固一徹を絵に描いたような人物です。しかし、笑うと人の好さが顔に表れます。その隣で控えめに微笑む奥さんの表情もとても印象的です。

バンコクの街並み

ご主人は労働運動の元闘志という顔があります。労働組合の幹部として、成田闘争を始めいろんな闘争に関わってきました。しかし、「労働運動家」と「南国での年金暮らし」と言うのは、どこかしっくりきません。

「贅沢しなかったら日本でも食べていけたよ。でもスーパーの安売りチラシを見て買い物に行くのが嫌になったんだよ」

S夫妻の年金収入は1か月28万円と、生活に困るような金額ではありません。しかし都内にあった賃貸マンションの家賃を払うと、決して余裕のある暮らしは出来ませんでした。

もう一つ、タイでのロングステイを決めた理由が健康です。日本に居たとき、ご主人は気管支ぜんそくに苦しんでいました。特に冬が辛く、出来れば1年中暖かい気候のところで暮らしたいと思いました。

当初は沖縄を考えましたが、あまりの台風の多さと、意外に高い生活費に却下しました。バンコクでも場所によっては、まだまだ賃料も物価も低いので、移住先をバンコクにしました。

こうしてS夫妻は70代半ばに初めての海外生活をスタートさせました。我が道を行くタイプのご主人ですが、さすがに移住当初は文化の違い、人間の違いに悩みました。

続く

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