
日本で受けた診断とタイで受けて診断には、恐ろしいほど違いがある場合があります。タイで日本人が診断を受けると、相対的に沢山の薬と思い病名を言い渡されます。理由は簡単です。お金なのです。
女性がタイの病院で処方された薬や病名は、日本とは大きく異なりました。日本の医師に相談していなかったら、とんでもないことになっていた可能性がありました。ですから、多くの日本人はタイの病院を信用していません。
診療方法にはそれぞれの国のやり方があります。多くの日本人がタイで現地の医者に対して不満を抱くのは、言葉が話せないのでコミュニケーションがうまく取れない理由もあります。
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タイで生きていくならタイ語を覚えて、幅広く人と付き合うべき
しかし、少なくとも薬や診療の方法など、日本の病院と同じレベルを期待しているととんでもないことになってしまいます。終末医療は現地ではなく、日本を選択する方がお金もかからず、静かに逝けるかも知れません。
タイや他の国で年金生活を送る熟年カップルの特徴として、成否を握っているのは奥さんの場合が多いです。長年、社会人として仕事をしてきた夫は、ゴルフやマージャンを通じて、現地の日本人社会に馴染みます。
一方、夫に頼りきりで、対人関係が苦手な妻は苦労します。日本で生活していれば、女性の方が近所付き合いが上手で、退職後、地域社会に馴染めない夫を持て余すケースがよくあります。
しかし、海外においては、夫について日本を離れたものの、現地の生活を楽しめずに落ち込んでしまう女性が少なくありません。
「近いうちに日本に戻るかも知れない…」
バンコクに在住するMさんは、細菌周囲の日本人に弱音を漏らすことが増えています。原因は奥さんの引きこもりなのです。夫は奥さんの状態について詳しく語りませんが、人間関係のストレスのようです。
以前はよく顔を出していた日本人の集まりにでも、奥さんの姿は全く見かけなくなりました。海外で暮らしていると日本人同士の付き合いは欠かせません。よほど現地の言葉が達者な人でなければ、日本人社会との付き合いがメインです。
一言で日本人社会と言っても、年金生活者の他にも企業駐在員やその家族、留学生、現地でビジネスをしている人など、様々な形態があります。
各々の交流は極めて限られるのです。例えば、年金生活者と企業駐在員では、同じ街に居ても、ゴルフ、食事、飲みに行く時間は全て異なります。全く接する機会がないと言っても過言ではありません。
人間は同じような収入、環境などで大体固まって生活するのです。
とりわけ年金生活者の場合は、駐在員などとは違って時間が有り余っています。一旦人間関係が出来ると、それが必要以上に濃密になっていきがちです。一旦関係が出来てしまうとなかなか離れずらくなります。
裏を返せば、一旦関係が崩れると、極めて狭い社会で生きていますので、逃げ場が無くなってしまうのです。海外生活ならではの恐ろしい点なのです。
その結果、奥さんが引きこもりになり、鬱まで発症する場合もあるのです。
続く