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第十話 タイは安全だが日本とは比較にならないレベル

タイ・お坊さん

円安、物価高、ガソリンによる物価上昇などいろんな要因を知らずに、ロングステイに憧れを持つ高齢者は沢山います。旦那さんは以前から海外暮らしに興味がありました。

テレビ番組やホームページで紹介されるロングステイヤーの生活が、あまりにも幸せそうだったので、自分も海外で暮らしたいと思っていました。彼は奥さんと一緒にロングステイ先を探すことになりました。

マレーシア、タイ、フィリピンなどいろんな国を回りましたが、バンコクに伊集先を決めました。そして数か月後には、退職者ビザの手続きなどをするためにバンコクを訪れ、1か月半滞在しました。

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タイの治安を過信すると大怪我をする

バンコクに移住する際、日本で住んでいたマンションは売却しました。まさに退路を断っての移住です。彼らのように住居を処分して移住する人も少なからず存在します。

奥さんが事件に巻き込まれたのは、しばらくしてからの事でした。タイは東南アジアの中でも治安が良いと言われています。フィリピンのマニラのような鬱蒼として感じがないですし、日本企業も沢山出店しています。

表面上は沢山の観光客が溢れ、とても平穏なような国に見えます。しかし、その背後には強力な国家権力が存在することを忘れてはいけません。

タイはほんの一部の中華系のタイ人が経済、政治を握り、富裕層はいつまで経っても富裕層のままです。貧困層はいつまで経っても貧困から抜け出せず、厳しい生活を強いられています。

マスコミや政治家は超富裕層の統制下に有り、言論の自由がかなり規制されています。こうした民主主義の犠牲の上にやっと、タイの治安が保たれています。

バンコクの通り

治安が良いと言っても、日本を基準に行動していると、とんでもない罠が待ち受けています。夫婦は別の年金で生活する日本人夫婦とバンコクの中心街で昼食をともにしました。

事件が起きたのは4人がレストランを出て、近くの駐車場まで歩いていた時の事でした。友人夫妻の奥さんとおしゃべりに興じていた奥さんが、突然、悲鳴と共に道に倒れました。

後ろから近付いてきたバイクに乗った二人が、奥さんの肩からかけていたバッグをひったくろうとしました。しかし、バッグは肩から抜けずに、男に突き飛ばされた奥さんは前のめりになって路面にたたきつけられました。

バイクはすぐに走り去りました。一方で奥さんは倒れたまま気を失ってしまいました。頭を強く打ち、出血が激しく、アスファルトはすぐに真っ赤に染まりました。周囲にも人だかりが出来ました。

旦那さんは慌てて駐車場へ走りました。友人たちの力を借り、奥さんを車に乗せて病院へ向かいました。病院にたどり着きましたが、受付の対応は恐ろしい事件に追い打ちをかけるものでした。

旦那さんが片言のタイ語と英語で状況を説明すると、職員はカード提示を求めてきました。民間の保険会社と契約しているか、現金を持っているかクレジットカードをもっていないと診て貰えないのです。

カード若しくは現金が無ければ診ることが出来ません。仮に診たとしても、支払いが無ければ病院から出ることが出来ません。たまたまカードを持って来ておらず、現金も不足していたので急いで自宅に取りに戻りました。

その間奥さんは、無理矢理応急処置をして貰いましたが、医者はかなり嫌そうな顔をしながらの診察だったそうです。現金を病院に渡し、さらにカードも持っていることを示すとようやく病院はきちんとした診断をします。

バンコクは治安の良い街だとは言われていますが、日本の比ではありません。ひったくりや暴力事件などは、身近に毎日のように頻発しています。これがタイの現実なのです。

日本よりも治安の良い国など存在しないと言ってもよいぐらいです。

続く

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