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第六話 生き甲斐無しのロングステイヤーの多くは破たんする

タイ北部の山岳民族

アジアに沢山あるリゾート地を訪れると、長期滞在してくつろぐ欧米人を見かけます。彼らは毎日毎日、プールサイドで寝ころんで読書をしています。夜、レストランや酒場に繰り出すことがあっても、昼間は決まった時間にやってきて、決まった場所でくつろぎながら読書しています。

こうしたゆっくりした生活を1か月、2か月と平然と続けるのが欧米スタイルです。一泊三日等と言う強行スケジュールをこなす日本人にとっては、羨ましい様なそうでもないような過ごし方です。

日本人は休日の過ごし方が下手だと言われます。毎日、毎日、必死に働き、せっかくの休みも接待ゴルフに明け暮れる人もいます。働き蜂が無限の時間とのんびり戯れるというタイプのロングステイは向いてないのかも知れません。

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タイ北部へボランティアに訪れる日本人たち

そこで日本人が陥るロングステイ体験記を乗り越える方法として、ロングステイを推奨する雑誌やネットは趣味や生き甲斐を持つことを勧めています。

確かに生き甲斐を見つけることは、ロングステイで過ごすにしても、人生80年を生きるすべての定年退職者に向けてのメッセージとしては正解です。しかし、「趣味を持ちなさい、生き甲斐を見つけろ」と言われても、すぐに見つかるものではありません。

もちろん、たまたま見つけた趣味が自分にしっくりきて、生き甲斐に発展してゆくケースは無いとは言えません。しかし、所詮付け焼刃の趣味は次第に飽きが来るでしょうし、自分の内側から湧いてくるような生き甲斐でなければ時間の経過と共に色あせるでしょう。

そんな中で、タイでボランティアをするためにやってくる高齢者が増えています。ボランティアと言っても色々ありますが、退職金と1か月20万円の金でNGOを運営しているYさんのような生き方もあります。

Yさんはいろいろ試行錯誤した末、第二の人生を北タイでエイズ孤児のためのボランティアとして生きることを選択したのです。ボランティアは学校の課外授業にも取り入れられ、また生き甲斐の一つとして日本社会でも広く認知されるようになりました。

タイ北部の山岳民族

しかし、日本でのボランティアの歴史はまだまだ浅いです。中でも国境を超えた国際ボランティアが始まったのは1970年代の終わりごろです。

きっかけはベトナム戦争の落とし子であるインドシナ難民でした。沢山の難民たちを支援するための海外のNGO組織が日本に支部を作るようになったのがきっかけでした。

しかし、当時はボランティアと言う行為は、極めて特殊な人たちの活動と言う認識でした。日本人のMさんが代表を務めるタイ北部のNGOは、1992年からの活動でした。

タイ北部の草分け的な存在ですが、今では他のNGOも増え活躍しています。なぜタイの北部にNGOが増えたかと言いますと、貧困、麻薬、エイズ、人身売買など大きな問題が山積していたからです。

要因の一つとして、100万人を超えると言われる山岳民族と中国、ミャンマーから豊かなタイを目指して越境してくる多くの少数民族の存在です。タイ北部の山岳少数民族はカレン、モン、ラフ、アカ、リスなどを始め20民族を超えます。

文化も習慣も多様でありながらも共通点もあります。この共通点の一つがどの民族も貧困に陥っている点です。この貧困が引き金になり、人身売買、ドラッグ製造・売買、あらゆる病気が発生し社会問題になっています。

続く

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