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第四話 駐在員経験があってもタイに精通しているとは言えない

企業のトップに立つモノとして注意しなければならないのは従業員の解雇です。現地の営業所には事情を知らない本社から、ガンガン厳しいノルマが課せられました。

生産効率を上げるために、働きの悪い従業員はドンドン解雇しなければ、本社の要求にこたえられませんでした。そんな時に逆恨みされて、トラブルに巻き込まれます。

Fさんも経営責任者として、従業員の解雇はもちろん、取引が不正の場合は、先頭に立って追求せざるを得ない立場にありました。そのために常にこうした危険と隣り合わせの激務が続きました。殺人予告を何度か受けたこともあったそうです。

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タイでのロングステイは一筋縄ではいかない

 「特に緊張したのは車に乗っていて、信号で止まった時なんです。後ろから近付いてきたバイクが追い越しざまに、パンパンパンとやります。こちらは身動きが出来ませんので100発100中です。こうして殺害された日本人は何人かいます。しかも犯人は捕まらないのです。なぜなら向こうはプロですから」

そのため通勤のルートを変更したり、一人で外出するのを控えたりして、とても苦労したそうです。今ではタイもずいぶん国際化し、会社に勤めると言うことがどういったことかを、ようやく多くの人は理解するようになりました。

日本の駐在員たちはタイ人気質を理解し、労使間のルール作りもかなり進みました。従ってトラブルは激減していますが、Fさんの現役時代には頻繁にこうしたことが起こっていました。

タイ社会の裏も表も堪能せざるを得なかったFさんですが、基本的なルールを守って暮らしている限り、タイ人は温かく豊かな心を持った人々だと思っています。

駐在員時代も含めた二度の長期滞在で、Hさんは自分がタイ社会をよく知っていると自負していました。しかし、ロングステイを始めようと思うと、いろんな壁にぶつかりました。

ロングステイ・タイ

「会社に頼んでおけば、何から何までやってくれていました。しかし、ロングステイを始めてビザの申請、アパート探し、生活必需品の調達など、自分でいろんなことをやらなければならない事に気づきました。この時に初めて、自分はタイの事をよく知らないと痛感しました」

タイでロングステイをするようになり、Fさんはトラブル巻き込まれている多くのロングステイヤーに出会いました。彼らの姿を見ていると、自分の知識と経験を生かして、何か手助けできればと思うようになったそうです。

こうしてFさんのボランティア活動が始まりました。タイの役所はまだまだ閉鎖的で、何をやらしても遅いです。ロングステイビザを含め外国人への対応は試行錯誤の状態で、時折システムの変更がありました。

こういった手続きなどの手伝いは、誰にでも簡単にできることではありません。タイ社会をよく知っているFさんだからこそ出来るボランティアでした。

続く

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