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日本の『高齢者問題』という差別的な言葉は、タイにもジワジワと押し寄せてくる

独居老人

タイの経済発展は著しいですが、つい十数年前までは発展途上国まっしぐらでした。十数年前に初めてタイを訪れたとき、スラム街とビルが混在している街に度肝を抜かれたモノです。
 
そもそもスラム街をテレビでしか見たことがありませんでした。本物のスラム街を見て、匂いを嗅いで、そこに住む人たちを観察したとき、恐怖感と期待感と愛情が入り混じったような感覚に陥りました。
 
スラム街やバンコクには、日本には少なくなっている若々しさ、荒々しさ、活気、やりたい放題ながらも、微妙に秩序立っているタイ独自のルールを感じました。
 
話は少し変わりますが、日本は戦後に強烈に復興し、世界屈指の経済大国になりました、沢山のモノを作ってきましたが、沢山のモノを捨ててきました。捨ててきたモノの中には、実は人間も沢山含まれています。
 
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タイにも少子高齢化が訪れているとは…

 
終身雇用制が完全に崩壊していますので、企業は利益に応じて人を使い捨てします。我々は常にリストラと言うリスクを背負いながら働いています。企業の都合が悪くなれば、いつでも使い捨てられるのです。
 
我々のような働く人間だけではありません。今の日本の老人を見ればわかりますが、彼らのおかれた状況は使い捨てられた様にも見えます。以前の老人に対する考え方は、敬うが基本でした。
 
今も敬う気持ちが無いとは言いませんが、社会変化が猛烈に激しい日本では老人たちは尊敬される存在とは言い難い状況です。むしろどちらかと言えば、社会のお荷物的な位置にも感じます。
 
テレビや新聞、ネット記事などでは『高齢者問題』という言葉を耳にします。寿命が伸び、少子化なので、あらゆる社会保障費がまかなえなくなりつつあります。以前の社会システムが、今では使い物にならなくなっています。
 
老後破産が日本中で起こっている
 
しかし、この『高齢者問題』という言葉自体は高齢者の問題ではなく、この言葉に隠れているのは、『高齢者の存在を問題視する日本』と言う社会問題の様な気がします。
 
誰しも年をとるわけですから、誰もが高齢者になります。しかし、今の日本は高齢者として生きることは、日本社会にとって重荷にのような風潮です。この空気の中で、自分の居場所が見いだせないまま、ジワジワと近づいてい来る死期と向き合いながら生きているのが今の老人です。
 
今の日本のような問題をタイを含むアセアンでは、それほど問題になっていません。しかし、実はタイでは少子高齢化が始まっていて、このままでは2030年には高齢化率が25.1%まで上がると予想されます。
 
ちなみに20%を超えると〝高齢社会〞となり、日本はすでに2009年の時点で30%を超え、〝 超高齢社会〞に突入しています。タイでも同じように高齢者問題が叫ばれるようになるのは、なんだか寂しい気がします。
 

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