
カオサンと言えば若者の聖地でしたが、経済格差を利用してバンコクに住む日本人高齢者の一部がカオサンにやってきているのです。カオサンにはドミトリーが沢山あります。
安く宿泊できるのが利点ですが、プライバシーはあまりないと言えます。いつでもどこでも外国人や日本人がいますので、たまには一人になりたいと言う若者の声を聴いたことがあります。
しかし、カオサンで長期滞在する高齢日本人は、1人が嫌でカオサンに長期滞在しているというのです。初めはアパートを借りて住んでいたそうです。しかし話し相手がいないので、暇で仕方なかったのです。
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カオサンに年齢の障壁が無くなってきた
そこで日本人が集まるところはどこかと彷徨っている内に、カオサンにたどり着いたそうです。カオサンには日本の若者がいますので、日本語を話す相手は沢山います。
若者と高齢者ですので年齢のギャップは確かにあるのですが、同じ国の出身ですからお互い気が楽です。また、ビールの一本でも若者に奢ると、高齢者の話し相手になってくれるので楽しいそうです。
ドミトリーに住んでいる高齢者もいますが、夜になると別の場所からカオサンにやってくる高齢者もいます。彼も暇なので、日本の若者と戯れようと思いやってくるそうです。
外こもりをしている若者は、親から援助して貰っている人以外、金が尽きれば日本に帰らなければなりません。日本でバイトや派遣をして資金を貯めなければ、外こもりを続けることは出来ません。
しかし、高齢者は違います。黙っていても年金が必ず振り込まれるのです。カオサンにいて無駄遣いしなければ、1か月5万円ほどで快適に暮らせます。日本なら無理な金額ですが、カオサンなら出来ます。
タイでロングステイする日本の高齢者も、外こもりをする若者も生活パターンは変わりません。特にすることはないので、朝からボーっとして、昼飯を食べて、ボーっとして、夜になって酒を飲んだり、駄弁ったりする生活です。
異なるのは収入源と年齢ぐらいです。要するにタイでボーっとしている人たちなのです。人生短いですから、人から何を言われようともボーっと過ごす時があっていいと思います。
一生懸命が全てではありません。