スポンサードリンク

第七話 タイに一人でやってきた老人が、孤独に亡くなる現実

認知症

タイで暮らす高齢者の関心事、心配事は健康です。病気で倒れたり、寝たきりになって介護が必要になった場合、一体どうしたらいいのだろうと途方に暮れかけている人もいるでしょう。
 
こういった不安に拍車をかけるように、不幸な死を迎えてしまう日本人高齢者は後を絶ちません。チェンマイのホテルには、日本人の長期滞在者が沢山住んでいます。
 
この長期滞在者が多数住んでいるホテルで、ひっそりと60代の男性が亡くなりました。この男性はマレーシアでロングステイをしていましたが、いろいろ物足りずに過ごしていました。
 
他の国も経験してみようと思い、タイのチェンマイにやってきました。するとすぐにチェンマイを気に入って、3か月契約をしました。3か月契約をして、これからという1か月後に亡くなったのです。
 
いつもクリックありがとうございます。 
にほんブログ村 海外生活ブログへ 
人気ブログランキングへ
 
<スポンサードリンク>

 

タイにやってきてすぐに亡くなった彼の気持ち

 
彼は規則正しい生活を送っていた人でした。毎朝7時には必ず部屋からロビーに降りてきて、コーヒーを飲みながら日本の新聞を読むのが日課でした。
 
しかしその日に限って、8時になっても、9時になっても降りてこないので、タイ人スタッフが心配して部屋を尋ねました。すると彼は部屋で倒れていました。死因は心臓麻痺でした。
 
元々心臓が弱かったそうで、心臓の薬をいつも飲んでいました。心臓まひで亡くなったのですが、どこでどう間違ったか、自殺したと言う噂が流れてしまいました。
 
事実は人から人へと渡るにつれて変化していくものですが、心臓麻痺が自殺に変化するのはさすがに極端です。日本人にまつわる話が起きますと、尾ひれが付いて噂が流れてしまうものです。
 
独居老人・孤独死
 
狭い日本人の年金生活者のコミュニティーではよくあることです。それにしてもホテルで日本人が自殺したとなると、ホテルとしては大きな風評被害です。
 
彼が宿泊していたホテルは1か月5,000バーツと言う安さですので、日本からの高齢者はもちろん、バックパッカーなども沢山滞在しています。そんな安宿の一室で人生を終えた彼は、何を思いながら逝ったのでしょうか。
 
彼には日本に残した家族がありました。自分の好き勝手に暮らしていた父親に対して、家族は不満がたんまりあったはずです。しかし、ホテルの経営者としても、後味の悪さが残ります。
 
彼の遺体はチェンマイまで奥さんや子供たちが引き取りに来ました。しかし、世話になったホテルには何の挨拶もありませんでした。ホテル側としては彼はお客さんですが、遺体の管理までする義理はありません。
 
せめて挨拶ぐらいはあって然りだと、ホテルの経営者は愚痴をこぼしていたそうです。
 
続く

スポンサードリンク


クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

コメントは受け付けていません。

更新情報