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第三話 タイの風習を肌で感じて商売を少しずつ広げる

タイの日本料理店

彼は必死に仕事をこなしました。小さい利益を少しずつ積み上げ、お客さんから少しずつ信頼を得ていきました。毎日弁当の発注があったわけではありません。電話が全然ならない日もあります。
 
そんな日は仕入れた食材が痛まないかが気になります。タイは暑いので食材の劣化が激しく、すぐに使えなくなってしまいます。そんな厳しい環境の中で、日系企業の事務所や近所から定期的に注文が入ります。
 
結構な注文が入るようになったので、1人で配達できずバイクタクシーの運転手に手伝ってもらいました。
 
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苦い経験から立ちあがるのも才覚の一つ

 
このバイクタクシーの運転手に弁当配達を頼みましたが、弁当の代を受け取らせないことを学びました。運転手を信用していないと言う意味ではなく、タイのルールだと言うことを知ります。
 
面倒ではありますが、1週間まとめて自分で弁当代金を受け取りに行きます。これを怠ると足元を見られます。もし、タイの細かな風習や文化を知らなければ、居酒屋の売り上げ管理はタイ人に任せていたでしょう。
 
売り上げ管理を任せれば騙されるか、中抜きされていたことでしょう。また、給与の支払いも自分で渡します。タイには階層がしっかりありますので、金を払う人が金も受け取らなければなりません。
 
日本の居酒屋
 
日本のように人任せにはできない点が多々あります。こういったことが少しずつ分かってきて、日本の風習を捨て、タイの風習を彼は学びました。こういった地味な積み重ねが、商売を長期にわたって成功させる秘訣です。
 
宅配弁当を続けていると、宅配先の居酒屋に料理人としてこないかと声を掛けられました。給与は12万円ほどでしたので、弁当配達の3倍の給与でした。店を持ちたい希望はありましたが、とりあえず生活優先でした。
 
居酒屋に料理人として働き、しばらくして料理長になり、責任者に昇給しました。給与も15万円に上がりましたが、自分の夢の店を持つことは達成できてきません。
 
そんな中、居酒屋のオーナーに店を買い取らないかと言われました。前回騙された教訓がありますので、しばらく時間が欲しいと回答を保留しています。十分に調べて、しっかりと確認したうえで店の買取りを考えているそうです。
 
痛い失敗をした後ですので、十分に用心しているでしょう。今まで積み上げた経験と努力をもとに、彼は新しい道をスタートさせる予定です。
 

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