
バンコクを生きる場所として決めて、生活しているふくちゃんや日本人たちはじわじわ増えていますが、中には金に苦しむ日本人も沢山います。
いわゆる困窮邦人と呼ばれる日本人たちです。彼らはいろんな事情があってタイに逃げてきたり、辿り着いていますが多くが自分で稼ぐことが出来ないレベルの人たちです。
自分で稼げませんから人を騙して稼いで生きています。ふくちゃんは困窮邦人の詐欺師から金を巻き上げられた経験があるそうです。詐欺師はふくちゃんが勤めるお店に客としてやってきました。
普通にビールを飲んで、タイ女性やスタッフと談笑したりカラオケをして遊びました。この詐欺師はお店を出てしばらくすると、ふくちゃんの携帯が鳴りました。
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金の貸し借りは外国であってもしない方がいい
詐欺師はふくちゃんに『話したいことがあるから会いたい』と連絡してきました。そもそもなんで詐欺師がふくちゃんの携帯番号を知っているのか、なぜふくちゃんは携帯番号を教えたのかは不明です。
いずれにしても詐欺師はふくちゃんをターゲットにしました。結局、ふくちゃんは詐欺師に15,000バーツほど貸してしまいました。なんでまた…。と思ってしまいますが、そこはプロの詐欺師ですから、我々でも貸してしまうかもしれません。
ふくちゃん曰く『バンコクにはテレビに出たことをねたむ人がいるんです』と話します。全くない話ではないと思いますが、妬むだろうか…と思います。
ふくちゃんのドキュメンタリーのテレビを見れば、彼が相当厳しい生活を送っていて、とても誰かに金を払えるような立場でないのはわかります。ですから、詐欺師はドキュメンタリーのテレビが問題ではなく、ふくちゃんを騙せると思って近づいたのでしょう。
詐欺師の手として、いったん少額を借りて、細かく返済を続けます。そうすれば貸主は相手を信用します。信用を勝ち取ったところで大きなお金を借りて、飛ぶパターンが典型です。
詐欺師はふくちゃんに4,000バーツを返済しに来ました。詐欺師の王道をふくちゃんに嵌めていました。ふくちゃんは詐欺師を信用してしまったのでしょう。
詐欺師はふくちゃんのアパートに転がり込み、奇妙な同棲生活が始まりました。1か月間転がり込み、ふくちゃんに金が無いとわかったのか、ふくちゃんが持っているパソコンを盗んで消えました。
ふくちゃんは警察に盗難届を出すと、詐欺で警察から指名手配されていました。詐欺師は他の日本人からも詐欺を行い、警察に被害届を出されていたのです。
そんな男を1か月間も居候させてしまい、パソコンを盗まれたのは痛いですが、命があっただけ良しです。下手すれば殺人事件になる可能性もありました。
日本でも詐欺を行ったり、何らかの理由でタイに逃げてきた人間は、タイでも詐欺や犯罪を行います。タイに住む同胞を信用できないのは残念ですが、これが現実です。気を付けましょう。