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第二話 早い段階で商売を辞めたことで、タイでホームレスにならずに助かった

タイで日本食レストラン

日本のコンビニエンスストアーの先駆けで成功した方ですが、タイで居酒屋チェーンを立ち上げるため一億円を準備しました。フランチャイズチェーンの良い所は、看板があり、マニュアルやメニューなどがあらかじめ準備してあります。
 
そのため自力で開発する必要が無いのですが、フランチャイズ本部に多額の売り上げを計上しなければなりません。これは世界中のフランチャイズにいえることですが、利益が出なくても売り上げに応じで支払したり、仕入れ商品を全て本部からだったりします。
 
胴元が儲かる仕組みになっていますので、子は労力の割に利益が出にくい方式ではあります。この方式を彼はタイの資本家に提案しましたが、説得できずフランチャイズ構想は破断しました。
 
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日本人とタイ人の労働スキルは雲泥の差がある

 
フランチャイズチェーン構想が破断しましたので、彼は自分で居酒屋を開業することにしました。開業は今から15年ほど前の2000年ですが、タイはまだ発展途上にあり、いろんなことが日本とは異なりました。
 
タイはアセアンの中では進んだ国ですが、資本主義がまだまだ浸透していない面もあります。役人や政治家が分捕ったり、必要のない経費が発生したり、妙な規制があったりして非常に難儀します。
 
彼はタイの事情をそれほど知らずに開業しようとしましたので、ジワジワとドツボに嵌っていきます。タイ語が出来ませんので、日本語が出来るタイ人弁護士にいろんな手続きを頼みましたが、数百万円をぼったくられました。
 
それでも何とか開業しましたが、悪戦苦闘の連続でした。当時、日本とタイを行ったり来たりしていましたが、日本人は仕事を任せれば無難にこなしてくれます。ですからタイ人にも同じように仕事を任せたのですが、これが大失敗でした。
 
タイで日本食レストラン
 
彼の前では真面目に働いていたタイ人従業員たちは、彼が日本に帰国するとほとんど仕事をしていませんでした。調理師は厨房で酒を飲んだり、食材を勝手に食べたり持ち帰ったりします。フロアーのタイ人はテーブルで寝ていることもありました。
 
また、彼がタイの食材やいろんな商品の相場を知らないとわかると、仕入れの代金を割り増しして報告し、毎月膨大な赤字となりました。最初はOJTでしっかり教えて、後々は指示を出して本人に考えさせ、体験させながら育てるという日本式は通用しないのです。
 
タイの事情を知らずにビジネスを始める日本人が嵌るパターンに、彼もしっかり嵌ってしまいお金が飛ぶように出ていきます。彼が持ち込んだ1億円はドンドン目減りしていきました。彼はこのままでは全てを失いかねないと思い、お店を閉店しました。
 
彼の場合は全てを失うかなり手前で店を閉めたことで、傷はそれほど深くありませんでした。もし、ズルズル引きずっていると下手すればタイで困窮邦人になり、ホームレスにもなりかねません。
 
商売は引き際も大事です。

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